大垣市は古くから「水の都」と言われ、豊富な地下水に恵まれて
大きく発展してきました。かつては3万戸の家庭が井戸舟(水槽が
3槽の洗い場)を持っていて、自噴する泉水を昼夜流し続けていま
した。
しかし、昭和30年頃から地下水が枯れはじめ、今ではその影も
ひそめてしまいました。その中で加賀野八幡神社の井戸は昔のまま、
良質な地下水を自噴して多量の水をとうとうと流し、岐阜県の名水
にも選定され「水の都大垣」の象徴です。
今ではこのおいしい水を求めて、遠くは愛知県や三重県からも訪
れる人がいます。
下の写真は、加賀野八幡神社前の広場です。
場所は大垣市ソフトピアジャパンの北ですよ。

加賀野八幡神社井戸
「くむ影の其のままうつる清水哉」と句にも読まれているように、
大垣は水都と呼ばれる程に豊かな湧水に恵まれ発展してきました。
かつてはいたるところで自噴井がありましたが、現在では数少な
くなっています。その中で、一年を通じて水量が変わらず水質も良
いことから大垣市内の代表として加賀野八幡神社井戸が、岐阜県の
名水に選ばれました。
又、加賀野八幡神社は、古くから世安(よやす)の荘の惣社で安
産の神として伝えられ、加賀野城跡の一部とも言われています。
加賀野八幡神社名水井保存会より