水門川は、明治時代に入っても大垣と三重県桑名市の間の  
　物資や人の輸送に大変な賑わいを見せていたんだよ。話はさ  
　かのぼるけれど、元禄２年の秋のこと、松尾芭蕉は奥の細道  
　の旅を大垣で終えて谷木因という人たちと、この船町という  
　ところから、舟で桑名へ下ったんだよ。                    
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