海津町歴史民俗資料館



  海津町歴史民俗資料館内は、輪中と低地の農業ということで、輪中の歴史

 や木曽川・長良川・揖斐川などの河川改修の歴史や排水について、また、掘

 田農業の頃の農具や民具が展示してあります。

  その他、3階には、高須松平藩御館の一部を復元したものに能舞台と広間

 が作られています。                         

  さて、海津町の歴史民俗資料館はどうしてお城の形をしているのでしょう

 か?というより、この歴史民俗資料館には、菊葵の紋があります。    

  ここ高須藩主は、松平氏が歴代藩主を継いでいました。尾張藩主徳川光友

 の次男松平義行が、元禄13年(1700)に海津町高須に新知しました。

 以後明治維新を迎えるまで13代続きました。3万石の小禄でしたが名門の

 誉れが高く、多くの名君を輩出していました。             

  幕末に活躍した松平容保(かたもり)、桑名の松平定敬(さだあき)など

 は、高須藩の出です。下の写真をクリックしてね。   

海津歴史民俗資料館